1年を24等分した24節季。それをさらに3つに分けた72候。

その第37候(8/7~12頃)は涼風至(すずかぜいたる)。

新しい風が吹き始める時期。まだまだ残暑が厳しい季節だからこそ、

少しの涼しさが心地よく感じられるという意味だそうです。

「涼し」は意外にも夏の季語。月涼し、鐘涼し、露涼し、水涼し、影涼し、燈涼しと様々な涼しが並びます。

立秋を過ぎて感じる涼しさは「新涼(しんりょう)」といいます。夏の涼しさから秋の涼しさへ。

五感を研ぎ澄ませて、かすかな秋の気配を感じる。四季のある日本ならではの感覚だと思います。

風鈴、打ち水、線香花火、うちわ、蚊取り線香、簾・・・。

夏に活躍する生活用品に囲まれながら、一足先に秋を感じる。

心豊かな夏をお過ごしください。